松崎産婦人科クリニック

〒563-0055
大阪府池田市菅原町3-1
ステーションN2階 202-2

           

電話:072-750-2025
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インタビュー

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風邪をひいたら内科に行くのと同じ感覚で、女性特有の症状でお悩みの方はお気軽に当クリニックへ

産婦人科全般が診られる「よろず相談所」を目指して、スタッフも一丸となって外国語にも対応できるようチャレンジしています。

先生が医師を目指した理由や、産婦人科を選んだきっかけを教えてください。

小学生の頃にいじめにあったことや中学生の時に可愛がってくれた祖父が他界したことなどが積み重なり、次第に人の「生と死」に深い関心を抱くようになりました。いじめた相手を見返したいと勉強に熱を入れ、進路を決める時期に大切な人を亡くしたことで、病気の人に寄り添える医師になりたいという思いが強くなりました。

産婦人科を選んだのは、医学生時代臨床実習の時に遭遇したお産に衝撃を受けたことがきっかけです。不妊症で長期間治療されていた方が、無事に分娩を終わり、感極まって喜ぶ姿を目の当たりにした時に、分娩のもつ絶大なドラマに圧倒されてすばらしい感動に満たされました。迷わず産婦人科に進み、基幹病院で診療経験を積んだ後、地域のニーズに応える医院を志して開業し現在に至りました。

患者さまとのコミュニケーションで心がけていることは何ですか?

私が男性だということで患者さまが会話しにくくならないように心がけていることがあります。それはひとりの人間として話をして病気を治療するということです。私には姉が2人いて、母親にも可愛がられていましたので、女性の多い環境には違和感がありませんし、「人と人」としてのコミュニケーションを大切にしています。

また説明をするときには、医師向けのガイドラインが推奨する治療法が重要であることを丁寧に伝え、病気のイメージをつかんでいただくようにも努めています。患者さまがスマホで偏った情報を入手されることも少なくありませんが、その治療法が標準的か否かご自身に合っているのか否かを説明することも私の役割と心得ています。

これまでの診療経験の中で、印象に残っていることを教えてください。

開業以来不妊治療から更年期障害まで様々な産婦人科疾患を診てきましたが、患者さまが病気から解放された時の喜ぶ顔を見られたときには、私も救われる思いがします。不妊症の方、子宮内膜症の方、更年期障害で気分も落ち込みがちでご夫婦の関係まで厳しくなっていた方、そのような患者さまの笑顔が見られたとき医師を続けてきてよかったなと思います。

婦人科疾患の種類や治療法は、昔と比べてずいぶんと一般の方に認知そして理解されてきましたので、産婦人科へのハードルも低くなっていると思います。風邪をひいたらとりあえず内科に行くのと同じ感覚で、女性特有の不調で困ったらお気兼ねなく当クリニックにご相談に来ていただけたらと思っています。

今後、力を入れていきたい医療はありますか?

時代とともに変わる患者さまのニーズにお応えできる医療を提供し続けていきたいです。「よろず相談所」のような立場で産婦人科全般を診させていただき、必要に応じて基幹病院と連携して患者さまを支えていきたいです。

外国人の患者さまの増加傾向を受け、外国語を勉強したり、ポケトークなどの翻訳機を使って、スタッフが一丸となって対応しています。また患者さまのニーズに応え、火・木・金・土曜日の午前は非常勤の大阪大学医学部産婦人科の優秀な女性医師が診療する体制を作りました。今後も皆さまのご要望にしなやかに応じられるクリニックを目指してまいります。